HOME › 2022年09月07日

中学部活動地域移行と経済格差

中学部活動の休日の活動を令和7年末までに地域移行しなさいという

文科省から地方に降りてきた施策なのですが、

高山市の教育委員会は、まだあまりオープンにしておらず、

保護者の方から、どうなっているんだと聞かれることも多くなってきました。



県では、地域部活動指導者育成研修会というものが本年度から

開催されていまして、飛騨地区では6月に行われ、

さらに12月にもう1回開かれる予定となっています。

岐阜県全体として地域移行後の運営主体についてどうかんがえているのか、

今回はこれについて、ちょっと触れてみたいと思います。

今現在、岐阜県では、地域移行後の受け入れをしてくれる運営主体として

 保護者クラブ・・・31.9%

 総合型地域スポーツクラブ・・・24.6%

 スポーツ少年団・・・14.5%

 家庭・学校・地域・市町村等が協議・・・11.6%

 その他・・・17.4%

以上のように期待を込めて考えているようです。

高山市のいくつかの競技団体で行っている強化練習的な合同練習は、

「家庭・学校・地域・市町村等が協議」という項目にあたりますね。

また、飛騨地区は、総合型地域スポーツクラブの数が他地域よりも圧倒的に少なく、

規模が小さすぎる点、保護者クラブの立ち上げなどについては

今のところ動きがみえない点から考えると、県の試算とは数字的な開きがあります。

高山市は面積が広すぎて、移動等の問題が出てきて、

旧市街地と旧郡部の負担の差など、様々な問題がこれから吹き上がってきそうです。

9月2日の朝刊で、経済格差による体力の2極化が目立つようになってきたという

記事を目にしました。部活動の地域移行に伴い、

家計の出費が増えるようなことになってはいけませんし、

スポーツから得られる恩恵が、住んでいる場所や経済によって差が出てしまう、

そんなことが起きてはいけないことだと思います。

今後、これらの問題については、立場的に関わっていかないといけない状況に

いますが、弱者の立場に立ち、勝利至上主義者がハンドルを握るような

中学部活動にはしていきたくないとかんがえます。

  高山市空手道スポーツ少年団 清見B&G教室

     指導員 釜屋隆司

     携帯:090-2130-5458




空手を教えるんじゃなくて、空手で教える

高山市空手道スポーツ少年団

     清見B&G教室


幼児からシニアまで、楽しんで空手道に触れてほしいです。

そんでもって、大会に出て試合するのもよし、

体力増加・健康増進に励むのもよし、それぞれのスタイルで!

毎週末(土・日)、清見町のB&Gで稽古しています。

よかったら覗いてみてくださいね。

問い合わせ先:090-2130-5458(指導員:釜屋)

(稽古時間は、毎月の予定表で確認してください)


高山市空手道スポーツ少年団清見B&G教室の7RULES

 
 1 稽古は週末のみ

 2 稽古はなるべく朝にやる

 3 稽古の前には、大きな声で本気の朝礼

 4 アクティブ・チャイルド・プログラムで愉しい稽古

 5 精神・身体操作を稽古の核とする

 6 学業優先 ~剛を好みて学を好まざれば、其の蔽や狂~

 7 怪我はさせない ~怪我は指導者の恥~


高山市空手道スポーツ少年団清見B&G教室の3つの鉄の掟

 1 礼に始まり、礼に終わる

 2 年下の子に手を出さない

 3 三度年上の子に手を出したら、一発やられる覚悟をする